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特集 第28回日本臨床眼科学会講演集(その1) 学会原著
瞼板欠損補填材料について
著者: 関本俊男1
所属機関: 1東京慈恵医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.99 - P.104
文献購入ページに移動緒言
眼瞼瞼板の欠損形成にはFox法1)が愛用されている。しかし,本法では移植された瞼板内のマイボーム腺排出管口は,眼瞼遊離縁に対して逆方向に向くことになる。そこで,このような状態に移植されたマイボーム腺は,どのような運命をたどるかを病理組織学的に検討し,さらに本法より優れた瞼板再建法はないものかという観点に立ち次の実験を行なつた。
眼瞼瞼板の欠損形成にはFox法1)が愛用されている。しかし,本法では移植された瞼板内のマイボーム腺排出管口は,眼瞼遊離縁に対して逆方向に向くことになる。そこで,このような状態に移植されたマイボーム腺は,どのような運命をたどるかを病理組織学的に検討し,さらに本法より優れた瞼板再建法はないものかという観点に立ち次の実験を行なつた。
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