icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻2号

1975年02月発行

文献概要

特集 第28回日本臨床眼科学会講演集(その1) 学会原著

眼窩横紋筋肉腫の微細構造

著者: 玉井信1 菊地糺1 室井繁1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.131 - P.139

文献購入ページに移動
緒言
 横紋筋肉腫は小児の眼窩内悪性腫瘍のうち頻度の高いものの1つであり,眼窩は好発部位の1つである。しかし光学顕微鏡では横紋の確認が比較的困難なため,現在までわが国での報告例は,著者らの集計では22例にすぎない。
 近年,電子顕微鏡を用い,比較的容易に細胞内筋線維が証明されるようになつたが,その微細構造は眼窩部1)〜3)5)31),耳4),骨格筋5)6)(顔面,四肢),前立腺7)に原発した横紋筋肉腫で報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?