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臨床報告
諸種点眼薬の軟性コンタクトレンズ内へのとり込みと放出に関する研究—第3報硫酸アトロピン,IDU,サルファ剤について
著者: 水谷豊1 三輪克治1 渡辺恵美子1 安井啓子1
所属機関: 1日本コンタクトレンズ研究所
ページ範囲:P.191 - P.196
文献購入ページに移動第1報および第2報で,縮瞳剤と抗生物質点眼薬の軟性コンタクトレンズ(以下SCLと略す),内へのとり込み,および放出について説明し,用いる点眼薬によりそれぞれとり込み方も放出の仕方も異なるので,SCLと併用し,眼内での薬剤の持続的効果を持たせるためには,薬剤の選択と使用法に注意する必要のあることを報告した。今回はさらに散瞳剤である硫酸アトロピン,角膜ヘルペス化学療法剤であるIDU点眼液,およびサルファ剤について,SCLといかなる併用効果を持つかを検討し,2,3の知見を得たので報告したいと思う。
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