icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻3号

1975年03月発行

特集 第28回日本臨床眼科学会講演集(その2)

学会原著

保存的治療に成功した網膜芽細胞腫—液状198Auの使用経験

著者: 西村宜倫1 大島健司1 加納正昭2 川田芳里2 吉本清一3 川平建次郎4

所属機関: 1福岡大学医学部眼科学教室 2九州厚生年金病院眼科 3九州大学医学部眼科学教室 4九州大学医学部放射線科学教室

ページ範囲:P.261 - P.267

文献概要

緒言
 網膜芽細胞腫は,眼科領域における小児の悪性腫瘍の中で最も頻度の高い致命的な疾患である。そのために従来より早期の眼球摘出が最も良い治療とされてきた。
 しかし,最近の悪性腫瘍に対する化学療法や放射線療法の進歩により,とくに眼科領域では光凝固術の開発にともない,網膜芽細胞腫においても眼球を保存する治療法が種々検討されてきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら