文献詳細
特集 第28回日本臨床眼科学会講演集(その3)
学会原著
文献概要
緒言
脈絡膜腫瘍が全眼疾患に対して占める割合は決して多いものではない。近年悪性腫瘍に対する治療法の進歩に伴い,転移性脈絡膜腫瘍に遭遇する機会が多くなる一方,診断技術の向上により原発性腫瘍の発見率も高まりつつある。しかし,なお脈絡膜腫瘍の診断が下される以前に,網膜剥離あるいは中心性網脈絡膜炎などの診断を受けている例も少なくない。私たちは最近5年間に6例の脈絡膜腫瘍を経験したので報告する。
脈絡膜腫瘍が全眼疾患に対して占める割合は決して多いものではない。近年悪性腫瘍に対する治療法の進歩に伴い,転移性脈絡膜腫瘍に遭遇する機会が多くなる一方,診断技術の向上により原発性腫瘍の発見率も高まりつつある。しかし,なお脈絡膜腫瘍の診断が下される以前に,網膜剥離あるいは中心性網脈絡膜炎などの診断を受けている例も少なくない。私たちは最近5年間に6例の脈絡膜腫瘍を経験したので報告する。
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