icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻4号

1975年04月発行

特集 第28回日本臨床眼科学会講演集(その3)

学会原著

螢光眼底映画における螢光濃度測定の試み

著者: 川浪正1 山本敏雄1 足立興一1

所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.427 - P.431

文献概要

緒言
 螢光眼底造影法は今日日常診療に欠かせない検査法となつているが,現在一般に行なわれているのは,一駒ずつ撮影する螢光眼底写真である。時間とともにすみやかにかつ連続的に変化する眼底の循環動態を検討するためには,駒撮り写真より螢光眼底映画の方がすぐれていることは確かであるが,いまだ一般に普及していない。一方,眼底螢光像の濃度測定は試みられてはいるが,臨床的に日常使用されるまでには至つていない。
 今回私たちは螢光眼底映画を撮影し,自家現像を行ない,映画による螢光像の濃度測定を試みた。そして,それぞれの過程の中で日常診療に応用する上での問題点や隘路について検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら