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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻7号

1975年07月発行

臨床報告

パルス型クセノンアーク光凝固機の臨床成績

著者: 天野清範1 田中宏和1 馬場賢一1 小松伸弥1 野寄喜美春1

所属機関: 1埼玉医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.823 - P.829

文献概要

緒言
 クセノン光凝固機は,その光源であるクセノン高圧アークランプが安定しており,出力のきわめて大であることを利用して製作されたものであるが,最近では短時間(3秒以下)オーバーチャージを行なつて,高出力を取り出す方法が一般化されてきた。また高反射率の非球面反射鏡が完成し,光束の集光能率が大となつた。われわれはこれらの技術を利用した中型光凝固機(半田屋製)を試用した。本機は最高1450Wまでオーバーチャージすることができ,従来の連続光型クセノン光凝固機(たとえば西独ツァイス社製1))に類似の性能を有しながら,装置の小型化低廉化をはかつてある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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