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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻7号

1975年07月発行

GROUP DISCUSSION

小児眼科

著者: 湖崎克1

所属機関: 1大阪市立小児保健センター

ページ範囲:P.849 - P.852

文献概要

A.一般演題
1.先天性両外側角膜混濁の1例(E-trisomy症候群)
 症例は家族歴に血族結婚を有し,父32歳,母32歳の第2子として1970年12月31日自然分娩により出生したが,体重2,250g,在胎41Wの未熟児および両眼の角膜混濁を主訴として生後2日目に本院へ入院した。
 入院時の検査で,未熟児および角膜異常の他に,背部および上下肢皮膚の異常,指趾の異常(細長い手指およびoverlapping,細長い足底),外性器の位置異常とくに大陰唇の発育不良,胸部および頭部異常,下肢の伸展,外転障害などを認めた。さらに胸部レ線にて心肥大が,染色体検査にてE (18)—trisomyであることが判明した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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