icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻9号

1975年09月発行

臨床報告

Alcon冷凍手術装置Cryoceps 2 System 3300の白内障手術に対する使用経験

著者: 丸尾敏夫1 竹内忍1

所属機関: 1帝京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1029 - P.1031

文献概要

緒言
 白内障手術は近年著しい進歩を遂げ,より安全に行なうことができるようになつてきた。その理由の一つには冷凍手術器械の開発をあげねばならない。わが国では,著者の一人丸尾が大場とともに冷凍手術器械を試作し,それを用いてはじめて白内障手術を行なつて以来1),種々の報告がなされ2),現在白内障手術は冷凍摘出法が主流を占めていると思われ,とくにAmoils冷凍手術装置3)が好んで用いられているようである4)。私どもも白内障手術にはAmoils冷凍手術装置を用いているが,この度Alcon社より発売された冷凍手術装置Cryoceps 2 System 3300を使用する機会を得たので,その使用経験について述べてみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら