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Ⅱ臨牀實驗
交感性眼炎の臨床
著者: 弓削經一1
所属機関: 1京府醫大眼科
ページ範囲:P.18 - P.20
文献購入ページに移動 私が昭和16年初頭にそれ迄の文献を紹介し終つて交感性眼炎の結核論に就て述べた言葉は次の如くである。『今日迄の處其立場は常に交感性眼炎を結核と考へて差支無きやにあつた。結核の中に交感性眼炎を見出した時本問題は終結するであらう』交感性眼炎の結核論は本病が眼結核の一病型として完全に理解せられる樣に組立てられて初めて信頼を得るに到ると考へたのである。
以後に於ける本病と結核に關する業績としては佐藤得自の葡萄膜親和性結核菌に就ての研究,水川孝の組織の動物接種,患者血液の菌増殖胆止試驗.患者流血中よりの結核菌の證明,伊賀井淸一の本病患者に就ての吉田氏反應,血球沈降速度等による間接的證明の業績がある。
以後に於ける本病と結核に關する業績としては佐藤得自の葡萄膜親和性結核菌に就ての研究,水川孝の組織の動物接種,患者血液の菌増殖胆止試驗.患者流血中よりの結核菌の證明,伊賀井淸一の本病患者に就ての吉田氏反應,血球沈降速度等による間接的證明の業績がある。
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