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文献概要
綜説
プロワツェク氏小體とトラコーマ
著者: 靑木平八1
所属機関: 1前橋醫大眼科
ページ範囲:P.426 - P.435
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1907年Hallerstädter, v.Prowazek兩氏によつていわゆるProwazek氏小體(以下P氏小體と略す)が發見されて以來,既に半世紀になろうとしている。其の間P氏小體の本態特にトラコーマ(以下トと略す)病原體としての意義について内外の諸家により幾多の研究が發表されているにも拘らず,未だに何人をも納得せしむるに足る全面的解決に達していない。
私はP氏小體とトとの關係について綜説を試みると同時に,2・3の點について少しく卑見を述べたいと思う。
1907年Hallerstädter, v.Prowazek兩氏によつていわゆるProwazek氏小體(以下P氏小體と略す)が發見されて以來,既に半世紀になろうとしている。其の間P氏小體の本態特にトラコーマ(以下トと略す)病原體としての意義について内外の諸家により幾多の研究が發表されているにも拘らず,未だに何人をも納得せしむるに足る全面的解決に達していない。
私はP氏小體とトとの關係について綜説を試みると同時に,2・3の點について少しく卑見を述べたいと思う。
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