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Ⅱ臨牀實驗
アスピリン内服に因る眼障碍例
著者: 林脩1
所属機関: 1金澤醫大眼科
ページ範囲:P.51 - P.53
文献購入ページに移動 解熱劑の中でも,ピラツォロン誘導體のアンチピリン,ミグレニンや,キノリン誘導體の鹽酸キニーネ,バグノン,オイヒニン,プラスモヒン,オプトヒン,レミジン等に因る眼障碍例は,數多く報告されて居るが,カルボール誘導體のアスピリン,アニリン誘導體のアンチフェブリン,フェネチヂン誘導體のフェナセチン,ラクトフェニン等による眼障碍例は餘り多くない。ピラミンドンはアンチピリンと同じビラツォロン誘導體ではあるが,これによる症例もごく稀の樣である。
アスピリンの副作用として見られるアスピリン疹は,特異體質に基くものが多いが,全藥疹の頻度から見れば少ない方に屬し,殊に眼合併症はごく稀であると言われて居る。
アスピリンの副作用として見られるアスピリン疹は,特異體質に基くものが多いが,全藥疹の頻度から見れば少ない方に屬し,殊に眼合併症はごく稀であると言われて居る。
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