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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科3巻4号

1949年04月発行

文献概要

臨牀實驗

外傷性晩發性網膜剥離の發生機轉より特發性網膜剥雛の成因に及ぶ

著者: 日隈俊一1 福島眞二郞1

所属機関: 1熊本醫大眼科

ページ範囲:P.150 - P.153

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 外傷に依て起る網膜剥離健外傷により直に剥離の起る場合(即發牲)と外傷後一定の時日を經過して起る場合(晩發性)とに區別することが出來る。
 外傷性即發性網膜剥離の成因は外力のため直接網膜の破裂を生ずる場合,外傷による脈絡膜の出血が貯溜して網膜を提起して生ずる場合,網膜自身の出血の爲生ずる場合,或は又出血とは關係なしに漿液が貯溜して漿液性剥離を起して來る場合等があると云はれてゐる。外傷性晩發性綱膜剥離の成因に就ては定説がなくWagenmannは幾つかの可能性を述べてゐるが何れも假説に過ぎない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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