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臨牀實驗
Keratitis nummularis (Dimmer)特にその原因に就て
著者: 今泉龜撤1
所属機関: 1東北大學眼科
ページ範囲:P.155 - P.159
文献購入ページに移動 Keratitis nummularisはDimmerによつて1905年に初めて記載された疾患であるが,その後,多數の報告例が發表され,最近Schwitallaの如きは本症の流行に就ての報告をしてゐることに鑑み,歐米にては本症は寧ろ稀有なる疾患に屬しないかの觀を與へてゐるが,本邦に於ては尚報告例少なく,僅かに小泊,小口,野島,山縣,岩崎,田中,若原,田上等の數例に過ぎない。余は最近本症2例を經驗し,更に本症に酷似する角膜嫁を呈せる2〜3例を引用して,元來不明とされてゐた本症の原因に就て考按を試みんとするものである。
第1例 33歳,男,農業。
第1例 33歳,男,農業。
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