文献詳細
臨床實驗
文献概要
交感性眼炎に對して對結核療法(A・O及ヨードカルシューム又はカルチコール注射等)を行えば必らずしも起交感眼摘出を行わずとも之のみにて良好なる治療成績を得られることが中村教授・内田氏等によつて唱道せられて居る。私も輕症の交感性眼炎と思われる一例に對し保存的療法を行い速かに良好なる結果を得たので色々批判の對象となる症例ではあるが茲に記載して文献に追加したい。
〔患者〕坂○光○,20歳,女工員,初診昭和18年7月28日
〔患者〕坂○光○,20歳,女工員,初診昭和18年7月28日
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