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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻1号

1976年01月発行

特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その1)

学会原著

静注されたフルオレスセインの前房内循環動態

著者: 村田恵美子1 大滝正子1 永田紀子1 高橋正孝1

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.43 - P.48

文献概要

緒言
 著者等は,前報1)でフルオレスセイン前房染色法を白内障術後経過良好な症例について応用し,それらの前房の回復と視力の改善がフルオレスセイン(以下fluo.と略記)の前房内出現時間の推移と密接な関連のあることを報告した。
 今回はこれと相前後するが,本法のstandardを確立をすべく正常眼に応用したところ,fluo.の出現パターンと出現時間についてほぼ満足のゆく結果がえられたので報告する。またこれと併せて白内障手術中硝子体脱出を合併した症例,ならびに白内障手術後虹彩炎の長期間消失しない症例についても同様の観察を行なつたところ,興味ある知見をえたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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