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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻1号

1976年01月発行

特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その1)

学会原著

クロロキン網膜症の臨床像—とくに発病後の進行に関する要因について

著者: 窪田靖夫1 黒田紀子1

所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.63 - P.67

文献概要

緒言
 クロロキン網膜症の臨床上,特に重要な問題点は,一旦発病すればクロロキン投与を中止しても治癒する事はほとんどなく,むしろ,進行,悪化する症例が多い事である。軽快,改善を見たという報告1〜3)もあるが,過半が投薬中止後も症状は進行,悪化するという4〜6)
 今回,われわれは,このクロロキン投与中止後の進行性に関与する諸要因について検討したので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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