icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻11号

1976年11月発行

文献概要

臨床報告

Salmonella Typhiが検出された眼瞼膿瘍の1例

著者: 大石正夫1 本山まり子1 小川武1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1281 - P.1284

文献購入ページに移動
緒言
 眼瞼膿瘍の起炎菌としては,通常Staphyloco—ccus aureusがもつとも多く,その他Strepto—coccen,Pneumococcen,Proteus,E.coli,Ps—aeruginosaなどの報告もあるが,Salmonellaによると思われるものはこれまで報告がないようである。
 著者らは今回,再発性の眼瞼膿瘍で切開排膿によりえられた膿培養からSalmonella typhiが分離,同定された珍しい症例を経験したので,ここに簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?