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臨床報告
Salmonella Typhiが検出された眼瞼膿瘍の1例
著者: 大石正夫1 本山まり子1 小川武1
所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1281 - P.1284
文献購入ページに移動眼瞼膿瘍の起炎菌としては,通常Staphyloco—ccus aureusがもつとも多く,その他Strepto—coccen,Pneumococcen,Proteus,E.coli,Ps—aeruginosaなどの報告もあるが,Salmonellaによると思われるものはこれまで報告がないようである。
著者らは今回,再発性の眼瞼膿瘍で切開排膿によりえられた膿培養からSalmonella typhiが分離,同定された珍しい症例を経験したので,ここに簡単に報告する。
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