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Clinical Conference
急性緑内障ではじまつた原田病
著者: 白土城照1
所属機関: 1東京大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1431 - P.1435
文献購入ページに移動 白土下記のような所見より急性緑内障の発作と判断いたしまして,即座に,4%のピロカルピンを頻回に点眼し,かつ,イソバイド内服,マニトン点滴を行なつたにもかかわらず,眼圧の下降が見られず,その時点で,右眼のperipheral iridectomyを行ないしました。そして,右眼のperipheral iridectomyを行なつたあと,すなわち初診から5日目になつて右眼にかすみが生じたということで視力を調べますと,右眼の網膜に浮腫がみられ,視力が0.3に低下しておりました。
この原因として急激に眼圧が下降したためと判断し,そのまま加療しましたところ,さらにそれから2日後になりまして,左眼の視力の急激なる低下をきたしました。
この原因として急激に眼圧が下降したためと判断し,そのまま加療しましたところ,さらにそれから2日後になりまして,左眼の視力の急激なる低下をきたしました。
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