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眼・光学学会
倒像検査用+28Dptr非球面レンズ
著者: 梶浦睦雄1 岡嶋弘和2 上原誠2
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室 2日本光学工業(株)
ページ範囲:P.1447 - P.1450
文献購入ページに移動著者らはすでに+14,+20,+33Dioptreの倒像検査用非球面レンズを発表し,広く内外の眼科医に使用されているが,Pars-Planitisを初め,最近注目されている周辺部眼底の諸疾患や,網膜剥離およびそれに関係する変性などを観察するのに特に優れたレンズを製作する目的で幾種類かのレンズを作製検討した。
こういう目的には+33Dioptreが用いられ,欧米では愛用する人が多いが,邦人の場合眼底の色素が多いため,白人に比べ眼底が暗く見えるので,この+33Dioptreは特別な照明系を用いないと十分な明るさが得られず,その特長を生かせないのが現状である。
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