icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻2号

1976年02月発行

特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その2)

学会原著

バセドウ病における眼圧とステロイド感受性

著者: 井上洋一1 井上トヨ子1

所属機関: 1オリンピアクリニック眼科

ページ範囲:P.133 - P.137

文献概要

緒言
 バセドウ眼における異常な高眼圧は,一般に緑内障状態によるものではなく,単なる高眼圧であるとみなされている1,2)。それでも,欧米では,緑内障の発生頻度が高いという説も多い3)。著者らは過去10年1000例を越すバセドウ病の症例を管理下においているが,今回,これらの症例の眼圧を検索すると共にステロイドにより誘発された高眼圧例,ならびにステロイド緑内障の出現から,ステロイド感受性に注目し,調査した結果,興味ある成績をえたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら