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特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会原著
眼科におけるサーモグラフィ的研究
著者: 平光忠久1 馬嶋慶直1
所属機関: 1名古屋保健衛生大学眼科学教室
ページ範囲:P.305 - P.310
文献購入ページに移動緒言
医用赤外線カメラは1957年米国で開発実用化されて以来,各臨床分野で用いられ,特に近年の赤外線工学・電子工学の進歩による器械の性能の向上とともに,その診断効果が評価されるようになつた,この赤外線カメラによる温度の分布状態を図または写真などの像にあらわして研究する方法が,サーモグラフィ(熱像法と訳される1))と呼ばれるものである。赤外線サーモグラフィの利点としては,
①非接触的である。
医用赤外線カメラは1957年米国で開発実用化されて以来,各臨床分野で用いられ,特に近年の赤外線工学・電子工学の進歩による器械の性能の向上とともに,その診断効果が評価されるようになつた,この赤外線カメラによる温度の分布状態を図または写真などの像にあらわして研究する方法が,サーモグラフィ(熱像法と訳される1))と呼ばれるものである。赤外線サーモグラフィの利点としては,
①非接触的である。
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