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文献概要
臨床報告
視力障害の原因となつた硝子体閃輝症
著者: 山田捷文1 清水昊幸1
所属機関: 1自治医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.787 - P.791
文献購入ページに移動緒言
1894年Benson1)によりAsteroid hyalitisと命名された硝子体閃輝症Scintillatio niveaは他にAsteroid hyalopathy2)Asteroid hyalosis3)等の呼称をもつ特異な硝子体混濁を示す疾患である。
従来硝子体閃輝症は視力に影響を及ぼさない4,5)といわれており,そのためかその報告例は多くはないが,最近著者らは本症に後硝子体剥離を合併した結果視力障害を来したと考えられる2例を相次いで経験したので報告する。
1894年Benson1)によりAsteroid hyalitisと命名された硝子体閃輝症Scintillatio niveaは他にAsteroid hyalopathy2)Asteroid hyalosis3)等の呼称をもつ特異な硝子体混濁を示す疾患である。
従来硝子体閃輝症は視力に影響を及ぼさない4,5)といわれており,そのためかその報告例は多くはないが,最近著者らは本症に後硝子体剥離を合併した結果視力障害を来したと考えられる2例を相次いで経験したので報告する。
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