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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻7号

1976年07月発行

文献概要

臨床報告

視力障害の原因となつた硝子体閃輝症

著者: 山田捷文1 清水昊幸1

所属機関: 1自治医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.787 - P.791

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緒言
 1894年Benson1)によりAsteroid hyalitisと命名された硝子体閃輝症Scintillatio niveaは他にAsteroid hyalopathy2)Asteroid hyalosis3)等の呼称をもつ特異な硝子体混濁を示す疾患である。
 従来硝子体閃輝症は視力に影響を及ぼさない4,5)といわれており,そのためかその報告例は多くはないが,最近著者らは本症に後硝子体剥離を合併した結果視力障害を来したと考えられる2例を相次いで経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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