icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻7号

1976年07月発行

薬の臨床

眼感染症におけるボンナマイシン(Doxycycline)の眼内移行ならびに臨床的検討

著者: 大石正夫1 西塚憲次1 本山まり子1 小川武1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.851 - P.856

文献概要

緒言
 Doxycycline (DOTC)は,1962年,Stephens,C.R.ら1)によつて合成されたTetracycline系誘導体である。その特徴は,経口投与後の吸収率がきわめて高く,1日1回の少量投与で長時間有効血中濃度が持続し,かつ組織への親和性が従来のTCに比べて非常に高いことである。
 本剤は臨床上,各科領域の感染症の治療にすぐれた効果がみとめられており,私どもは眼感染症に対する基礎的,臨床的検討成績についてすでに報告したところである2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら