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連載 眼科図譜・225
定型的なAcute Posterior Multifocal Placoid Pigment Epitheliopathyの1例
著者: 高橋寛1
所属機関: 1高橋眼科診療所
ページ範囲:P.899 - P.900
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Gass1)が,1968年特徴的な眼底所見および螢光眼底造影所見を呈する疾患をAcute posterior multifocal Placoid pigment epitheliopathy (以下APMPPE)と命名して以来,いまだ報告例はきわめて少なく,わが国においては,吉岡9),萩野ら10),浅山11),丸山14)の報告を見るにすぎない。私は,比較的高齢者にして,しかも左眼につづいて約2年後に右眼に発症した定型的なAPMPPEの症例を経験Lたので報告する。
症例:61歳,女性。
Gass1)が,1968年特徴的な眼底所見および螢光眼底造影所見を呈する疾患をAcute posterior multifocal Placoid pigment epitheliopathy (以下APMPPE)と命名して以来,いまだ報告例はきわめて少なく,わが国においては,吉岡9),萩野ら10),浅山11),丸山14)の報告を見るにすぎない。私は,比較的高齢者にして,しかも左眼につづいて約2年後に右眼に発症した定型的なAPMPPEの症例を経験Lたので報告する。
症例:61歳,女性。
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