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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻8号

1976年08月発行

文献概要

総説

眼科領域における抗生物質療法の展望

著者: 徳田久弥1

所属機関: 1杏林大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.901 - P.905

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1.新しい抗生物質
このところ新しい抗生物質はセファロスポリン系のものとアミノ配糖体にいくつかでているが,新薬として許可され発売されるものとなると非常に少ない。したがつてここ数年来地位を確保したものとなると,Sulbenicil—lin (SB-PC,リラシリン)とDideoxy kanamycin B(DKB:Panimycin)のほかは,マクロライド類似群のClindamycin (ダラシン)と,それに特異な広域スペクトル抗生物質として緑膿菌に対する効果が評価されているスペイン生れの経口剤ホスホマイシン(FosfomycinFOM,筋注用,シロップ剤もある)ぐらいのものであろう。セファロスポリン系のものでは;
 Cephapirin:CETに抗菌力がにているが筋注時の疼痛,腎毒性が少ない(CEP)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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