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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科30巻9号

1976年09月発行

総説

視能矯正の現状概観—斜視の種類別頻度と視能矯正の効果について

著者: 山本裕子1

所属機関: 1自治医科大学眼科教室

ページ範囲:P.1021 - P.1026

文献概要

緒言
 斜視および弱視の治療に関し,ことに視能訓練の効果については,何をしても結局完全に治るものではないという悲観論と,斜視や弱視の問題はもう片づいたというような楽観論が,非常に一面的にとらえられ,喧伝される傾向があるのは残念なことである。
 ここでは,斜視の種類別に,その頻度を考慮に入れて,したがつてその重要度をも考慮に入れて,視能矯正の現状とその効果を概観してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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