文献詳細
連載 眼科図譜・239
文献概要
〔解説〕
白内障手術に,手術顕微鏡が常用され,またすぐれた医学用カメラが頻用されるようになつて,微細な所見が容易に確認記録されるようになつた。
ここに示す写真は,それぞれ角膜を広く切開した後,なんの断帯操作をも施すことなしに,鉤で虹彩を十分に引き寄せ,水晶体赤道部の12時の近くにCryoextractorを当て,水晶体をほぼ真上に牽引したものであり,いずれも水晶体後嚢と毛様体のあたりとが透明な索状物によつて結ばれ,水晶体縁挙上によつて索状物が緊張している様子が明らかである。
白内障手術に,手術顕微鏡が常用され,またすぐれた医学用カメラが頻用されるようになつて,微細な所見が容易に確認記録されるようになつた。
ここに示す写真は,それぞれ角膜を広く切開した後,なんの断帯操作をも施すことなしに,鉤で虹彩を十分に引き寄せ,水晶体赤道部の12時の近くにCryoextractorを当て,水晶体をほぼ真上に牽引したものであり,いずれも水晶体後嚢と毛様体のあたりとが透明な索状物によつて結ばれ,水晶体縁挙上によつて索状物が緊張している様子が明らかである。
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