icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科31巻11号

1977年11月発行

臨床報告

ブドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌,Ps.cepaciaによる角膜浸潤の1例

著者: 大石正夫1 西塚憲次1 本山まり1 小川武1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1355 - P.1359

文献概要

緒 言
 緑膿菌による眼感染についてはすでに総説1)がなされ,その原因菌としての重要性に大きな関心がよせられている。最近,緑膿菌以外のPseudo-monasをはじめとする。いわゆるブドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌による感染症の増加傾向が各科領域で注目されて来ている2)
 Pseudomonas cepacia(以下,Ps.cepacia)はこの一つであつて,従来緑膿菌に有効とされているGentamicin(GM),Colistin(CL)に耐性の薬剤感受性パターンを示すことで,臨床上重視される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら