icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科31巻12号

1977年12月発行

文献概要

眼・光学学会

同時立体蛍光眼底撮影装置の試作(第2報)

著者: 松井瑞夫1 神谷稔2 加藤康夫2 滝沢志郎2

所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室 2東京光学機械(株)

ページ範囲:P.1515 - P.1519

文献購入ページに移動
まえがき
 著者らは,前報において既存カメラTRC-F形を改造し,容易に1回の撮影で左右一対の立体写真を35mmフィルムの1コマに記録することのできる同時立体螢光眼底撮影装置を試作したことを報告した1)
 この試作装置(以下TRC-SS-I形と記す)は,眼底カメラTRC-F形の照明系をそのまま使用したため,stcreo baseすなわち撮影基線長に制限があり,結果的に再生された写真の立体効果は乏しかつた。うつ血乳頭などの相当高底差のある病変については立体再生が可能であるが,正常眼底については全く立体効果が得られなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?