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特集 第30回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著
網膜色素変性症患者の視力予後に関する研究,とくに進行性(長期視力予後)の予測について
著者: 窪田靖夫1
所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.231 - P.236
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網膜色素変性症の予後は,一般に不良であり,視機能の悪化,とくに視力の低下のために社会生活の中途において転職,失職等のやむなきに至ることが多い。
一方,少数ながら長期にわたり良好な視力が保持される症例もある。したがつて,初診時に長期視力予後の推定が可能であれば,患者の職業の選択や社会生活の指導等にきわめて有効であるといえる。
網膜色素変性症の予後は,一般に不良であり,視機能の悪化,とくに視力の低下のために社会生活の中途において転職,失職等のやむなきに至ることが多い。
一方,少数ながら長期にわたり良好な視力が保持される症例もある。したがつて,初診時に長期視力予後の推定が可能であれば,患者の職業の選択や社会生活の指導等にきわめて有効であるといえる。
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