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特集 第30回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著
鈍力外傷による眼底後極部病変の螢光眼底像
著者: 西元雄一郎1 益山芳正1 原田一道1 谷口慶晃2
所属機関: 1鹿児島大学医学部眼科学教室 2九州大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.255 - P.263
文献購入ページに移動鈍力による眼外傷に際し,眼底後極部は反衝による外力を受け,浮腫,出血,壊死,組織離断などの病変をきたしやすい。しかし検眼鏡的検査のみではこれらの病変の発生機転など的確な病状の把握は困難なことが多い。そのような場合,著者らは螢光眼底検査を行ない,眼底病変の性状をさらに的確に検索している。
最近,著者らは眼球打撲により眼底後極部に変化を来たした8症例を経験し,螢光眼底造影法による検討を行なつたので報告する。
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