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連載 眼科図譜・232
Krukenberg's Spindleを伴つたGlaucoma Capsulareの1例
著者: 永井隆子1 菅謙治1
所属機関: 1北野病院眼科
ページ範囲:P.312 - P.313
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Krukenberg's spindieは,角膜中央部裏面の垂直の紡錘型をした色素沈着をいい,角膜内皮細胞に虹彩色素が貪食された状態であるが,これはpigmentary glau-comaに必発の所見であるとされている1)。
一方,pseudoexfoliation of the lens capsule は,水晶体前面の中央部および周辺部,瞳孔縁,隅角部などへの灰白色の沈着物を主徴とするが,広隅角緑内障と共にしばしば認められ,glaucoma capsulareとよばれている。
Krukenberg's spindieは,角膜中央部裏面の垂直の紡錘型をした色素沈着をいい,角膜内皮細胞に虹彩色素が貪食された状態であるが,これはpigmentary glau-comaに必発の所見であるとされている1)。
一方,pseudoexfoliation of the lens capsule は,水晶体前面の中央部および周辺部,瞳孔縁,隅角部などへの灰白色の沈着物を主徴とするが,広隅角緑内障と共にしばしば認められ,glaucoma capsulareとよばれている。
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