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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科31巻3号

1977年03月発行

文献概要

連載 眼科図譜・232

Krukenberg's Spindleを伴つたGlaucoma Capsulareの1例

著者: 永井隆子1 菅謙治1

所属機関: 1北野病院眼科

ページ範囲:P.312 - P.313

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〔解説〕
 Krukenberg's spindieは,角膜中央部裏面の垂直の紡錘型をした色素沈着をいい,角膜内皮細胞に虹彩色素が貪食された状態であるが,これはpigmentary glau-comaに必発の所見であるとされている1)
 一方,pseudoexfoliation of the lens capsule は,水晶体前面の中央部および周辺部,瞳孔縁,隅角部などへの灰白色の沈着物を主徴とするが,広隅角緑内障と共にしばしば認められ,glaucoma capsulareとよばれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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