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特集 第30回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学会原著
無水晶体眼の屈折矯正方法の分析—850名アンケート調査による
著者: 矢島保道1 松岡久栄1 百瀬隆行1 中島章1
所属機関: 1順天堂大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.631 - P.638
文献購入ページに移動無水晶体眼の矯正には,様々な方法が試みられている,しかし,無水晶体眼者が,実際にその矯正方法に関して満足しているかどうかを調べた報告は少ない1)。そこで,無水晶体眼者のアンケート調査という手段を用いて,無水晶体眼者の現状における矯正方法の問題点を調べてみた。
無水晶体眼者の矯正の現状には,多くの問題が内包されている。このうら最も問題なのは,他眼の視力良好な片眼の無水晶体眼者て,しかも無水晶体眼の矯正をおこなわずに放置している例であろうと考えられた。加えて人工水晶体や長期連続装用可能なソフトコンタクトレンズの臨床上の必要性についても考察したので報告する。
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