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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科31巻8号

1977年08月発行

文献概要

臨床報告

漿液性中心性脈絡膜症における光凝固について—経験例と奏効機構

著者: 三木徳彦1 佐藤孝夫1 佐藤圭子1 三井敏子1 廣森達郎1

所属機関: 1大阪市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1059 - P.1066

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緒 言
 漿液性中心性脈絡膜症(以下CSC)の治療法としての光凝固法は,すでに臨床報告により有効性が確認されているが1〜24,27),稀に重篤な合併症を伴うとされている4,5,13,14,27)
 一方,CSCは自然治癒傾向もあるため,光凝固法に消極的な報告もなされている25)。したがつて,光凝固法は非常に有効な方法であるが,適応と方法について十分な注意を払わないと,かえつて不幸な結果を招くことになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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