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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科31巻8号

1977年08月発行

文献概要

GROUP DISCUSSION

小児眼科

著者: 湖崎克1

所属機関: 1大阪市立小児保健センター

ページ範囲:P.1095 - P.1099

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1.輪部デルモイドの遠隔成績について
 小児の輪部デルモイドの治療として,腫瘍切除,表層角膜移植などの手術が行われることが多いが,術後,角膜乱視,偽翼状片の発生などにより,視力はあまりよくない事が知られている。著者らは,最近10年間の輪部デルモイド患者,約25名のうち記録不明者を除く約19名(非手術患者も含む)について,その遠隔成績(主として乱視の程度,視力,偽翼状片の発生など)を調べ,予後を検討してみた。その結果,比較的強い乱視と,高い偽状翼片の発生をみたが,これらの結果から手術方法,時期など予後の改善のために考按を加えたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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