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臨床報告
交感性眼炎の1例
著者: 湯口修次1 白井正一郎1 竹内廣1 堀井惟伸1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1177 - P.1181
文献購入ページに移動交感性眼炎は,Duke-Elder1)によれば,1830年Mackenzieによつて命名されたと記載されており,それ以来多くの報告があるが,最近は比較的まれな疾患となつてきた。今回著者らは,ステロイド治療に抵抗し,起交感眼摘出後も被交感眼の炎症の遷延した交感性眼炎の1例に遭遇し,起交感眼摘出の時期,ステロイド量についての1知見を得たので報告する。
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