文献詳細
特集 第31回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
学会原著
文献概要
緒 言
緑内障視野の特徴として,Bjerrum領域の点状小暗点,弓形暗点,nasal step,固視部視野の末期までの残存,周辺島状視野の残存がよく知られているが,それらがどのような過程をたどつて進行するかは明確ではない。
われわれは多くの症例について検討の結果,今までに,視野による慢性原発緑内障の病期分類を確立し(1972,1975),それぞれの病期について視野の異常部位の頻度分布を調べ(1975,1976),更に各病期の視野異常が幾つのパターンに分類されるかを検討し(1977),それぞれ発表した。
緑内障視野の特徴として,Bjerrum領域の点状小暗点,弓形暗点,nasal step,固視部視野の末期までの残存,周辺島状視野の残存がよく知られているが,それらがどのような過程をたどつて進行するかは明確ではない。
われわれは多くの症例について検討の結果,今までに,視野による慢性原発緑内障の病期分類を確立し(1972,1975),それぞれの病期について視野の異常部位の頻度分布を調べ(1975,1976),更に各病期の視野異常が幾つのパターンに分類されるかを検討し(1977),それぞれ発表した。
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