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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻1号

1978年01月発行

連載 螢光読影シリーズ・1【新連載】

網膜色素線条と黄斑変性

著者: 横地圭一

所属機関: 1群馬大学眼科学教室

ページ範囲:P.158 - P.160

文献概要

 T.H.まず症例の説明をします。49歳の男子(S.H.52−5436)で生来健康でしたがひと月半前から新聞の字が曲つてみえ,ひと月前に起床時全体がクシャクシャ見えた,と申しています。実は15年前に今回の左眼と同じような出来ごとがあり,視力障害がそれ以来残つています。ひと月半前の変視症出現以来中心性網膜炎の疑いということでザルブロなどの治療を受けていますが,今回紹介されて当科へまいりました。
 右眼視力0.03,左眼視力0.07でいずれも矯正不能です。眼圧は右左それぞれ15と12mmHg,前眼部,透光体に異常ありません。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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