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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻10号

1978年10月発行

連載 眼科図譜・251

眼球結膜下に寄生せるマンソン孤虫症の1例

著者: 西塚憲次1 守田潔1 大石正夫1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1404 - P.1405

文献概要

 マンソン裂頭条虫の幼虫,plerocercoidの人体への寄生は「マンソン孤虫症」と呼ばれている。感染経路は主として第2中間宿主である蛙,蛇,鳥類の肉を生で食用した時である。また,溜水を飲用した際第1中間宿主のミジンコ類を通しての感染も否定できない。
 本邦における眼部寄生の報告は現在まで約29例を数えるが,環境衛生思想の発達した今日では珍奇なる例となつてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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