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神経眼科講習会
鼻副鼻腔の臨床解剖とレ線所見
著者: 足川力雄12
所属機関: 1東京厚生年金病院耳鼻咽喉科 2慈恵大耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.1437 - P.1446
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鼻副鼻腔は眼窩周囲の約2/3を占め,鼻副鼻腔疾患と眼科疾患とが密接な関連を有するものが少なくないのは周知のごとくである。
鼻副鼻腔疾患のための眼合併症としては球後視神経炎,眼窩内感染症,眼球突出,眼筋麻痺,涙嚢炎,反射神経症(眼精疲労)などがあり,最近は鼻副鼻腔炎手術に際しての視器損傷が医療事故の面より重要視されるようになつてきた。
鼻副鼻腔は眼窩周囲の約2/3を占め,鼻副鼻腔疾患と眼科疾患とが密接な関連を有するものが少なくないのは周知のごとくである。
鼻副鼻腔疾患のための眼合併症としては球後視神経炎,眼窩内感染症,眼球突出,眼筋麻痺,涙嚢炎,反射神経症(眼精疲労)などがあり,最近は鼻副鼻腔炎手術に際しての視器損傷が医療事故の面より重要視されるようになつてきた。
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