icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻10号

1978年10月発行

文献概要

神経眼科講習会

鼻副鼻腔の臨床解剖とレ線所見

著者: 足川力雄12

所属機関: 1東京厚生年金病院耳鼻咽喉科 2慈恵大耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1437 - P.1446

文献購入ページに移動
緒 言
 鼻副鼻腔は眼窩周囲の約2/3を占め,鼻副鼻腔疾患と眼科疾患とが密接な関連を有するものが少なくないのは周知のごとくである。
 鼻副鼻腔疾患のための眼合併症としては球後視神経炎,眼窩内感染症,眼球突出,眼筋麻痺,涙嚢炎,反射神経症(眼精疲労)などがあり,最近は鼻副鼻腔炎手術に際しての視器損傷が医療事故の面より重要視されるようになつてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?