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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨床報告

先天性虹彩嚢腫の1例—その病理組織学的検索

著者: 平松君恵1 加賀典雄1 服部吉幸

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1623 - P.1628

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緒 言
 虹彩嚢腫には,先天性のものと後天性のものがあり,後天性嚢腫のうち,外傷によるものや縮瞳剤点眼によつて生じるものはしばしば経験し,その報告例も多い1〜6)。しかし先天性の嚢腫は比較的少ない7〜8)
 最近乳児の先天性虹彩嚢腫に,嚢腫全摘出手術を行ない,摘出標本の光顕的ならびに電顕的検索を行なつて,その起源を示唆する所見を得たので,症例の経過と検索所見を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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