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連載 眼科動物園・7
遺伝性白内障マウス(その1)
著者: 岩田修造1
所属機関: 1名城大学薬学部生体物理化学研究部門
ページ範囲:P.344 - P.348
文献購入ページに移動 一般に獣といわれる動物は,全世界で約3,500種が生息し,その中でネズミ族は1,765種の約半分である。このネズミ族はドブネズミ(Rat),ハツカネズミ(Mo-use),そしてハタネズミ(Vole)に大別される。ラットと呼ばれて実験動物に用いられるものは,ドブネズミが白化し,順化したシロネズミのことである。
一方,実験用愛玩用として飼育されるマウスとは,廿日鼠(Mus musculus molossinus)属の中の体の小さい白化したネズミのことを指し,どぶねずみなどにくらべて非常に愛らしいものである。だからかどうか知らないが,英語の辞書には女性のかわいい子,よい子の愛称語としてmouseが記載されている。
一方,実験用愛玩用として飼育されるマウスとは,廿日鼠(Mus musculus molossinus)属の中の体の小さい白化したネズミのことを指し,どぶねずみなどにくらべて非常に愛らしいものである。だからかどうか知らないが,英語の辞書には女性のかわいい子,よい子の愛称語としてmouseが記載されている。
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