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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻3号

1978年03月発行

特集 第31回日本臨床眼科学会講演集 (その3)

学会原著

収縮性傍乳頭ブドウ腫(Contractile peripapillary staphyloma)−Retracter bulbi muscleの遺残と思われる症例

著者: 野中富夫1 竹田宗泰1 田辺裕子1 竹田真1 田川貞嗣1

所属機関: 1札幌医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.419 - P.422

文献概要

緒 言
 1966年J.B.wiseらは,傍乳頭ブドウ腫(Peri-Papillary staphyloma)で,その壁が間歇的に収縮する症例を収縮性傍乳頭ブドウ腫(Contractileperipapillary staphyloma)として報告した。今回われわれも検眼鏡的検査で眼底視神経乳頭部,および,これと接する網膜,脈絡膜に先天性の異常所見を認め,かつ,この部分に,奇妙な収縮運動が起る症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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