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特集 第31回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学会原著
Chloroquine retinopathyの1剖検例
著者: 山田栄一1 森田敏和2 鈴木恒道34 前田尚広5
所属機関: 1東京警察病院眼科 2東京警察病院内科 3日本医大 4東京警察病院 5東京警察病院検査部
ページ範囲:P.451 - P.459
文献購入ページに移動Chloroquine retinopathyは1959年Hobbsら1)により初めて報告されて以来,多くの報告がなされて来た。chloroquin (以下chl.と省略)は,網脈絡膜に大量に蓄積し,網膜は不可逆的な破壊を受けることが知られている。人についての剖検報告も既に見られるが,われわれも1例を経験したので報告する。わが国では本症の剖検例はまだない。
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