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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻3号

1978年03月発行

臨床報告 カラー臨床報告

網膜硝子体病変を伴つた朝顔症候群の2例

著者: 大滝正子1

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.465 - P.469

文献概要

緒 言
 朝顔症候群は1970年にKindler1)が特異な形態を示す視神経乳頭の先天異常を独立した1疾患として報告したものである.近年散見される報告によると乳頭部第一次硝子体過形成遺残と朝顔症候群との関係,また網膜剥離を生ずる原因等に関心が持たれている。著者は典型的な朝顔症候群に網膜剥離を併発した1例,および乳頭上の白色塊より一条の索状物が硝子体中へ伸び,水晶体後面に付着している所見のみられた1例を経験し細隙灯顕微鏡写真ならびに螢光眼底撮影の立場から若干の検討を加えたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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