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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻3号

1978年03月発行

臨床報告

カラコルム山地より下山の途中に発症したと思われるブドウ膜炎の1例

著者: 湯口修次1 馬嶋昭生1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.501 - P.504

文献概要

緒 言
 高山病は1590年d'Acosta1)によりはじめて記載されてから,多方面にわたる研究がなされているが,その本質はいまだ不明である。高山病の眼症状に関しても,1839年Tschudi2)により報告されてから種々の報告があるが,眼底出血以外はあまり報告されていない。
 今回著者らはカラコルム山地に登山し,その下山中に発症したと思われる興味あるブドウ膜炎の1例に遭遇し,その臨床経過を観察する機会を得たので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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