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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻4号

1978年04月発行

文献概要

連載 眼科臨床レントゲン診断学・4

各論(1):眼窩腫瘍(その1)

著者: 丸尾敏夫1 桐淵利次1 竹内真1

所属機関: 1帝京大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.714 - P.715

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 眼窩のレントゲン診断にあたつて,単純撮影はもつとも基本的であり,これに断層撮影を適宜併用することが,まず行われるX線撮影である。眼窩疾患のうち,もつとも頻度が高い眼窩腫瘍の場合,単純撮影あるいは断層撮影によつて,観察すべき所見としては,(1)眼窩の拡大,(2)上眼窩裂の拡大,(3)視神経管の拡大,(4)軟部組織の陰影増強,(5)骨破壊,(6)骨過形成,および(7)石灰化があげられる。以下,眼窩腫瘍の単純撮影および断層撮影によるレントゲン診断について述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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