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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻4号

1978年04月発行

文献概要

連載 眼科動物園・9

ニジマスの白内障

著者: 岩田修造1

所属機関: 1名城大学薬学部生体物理化学研究部門

ページ範囲:P.718 - P.722

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 ニジマス(Salmo gairdneri irideus)は北米大平洋岸の河川の原産魚で,明治10年に1万粒のニジマス卵がアメリカ水産委員から贈られて,わが国での養鱒事業が始まつたといわれる。
 釣をスポーツとするアメリカでは,ニジマスは猟魚(game fish)として天然の湖や河川に放流されているが,日本では養殖魚として家畜化されて,ヤマメ(Oncorhynchus masou ishikawae)やアマゴ(Oncor-hynchus rhodurus macrostomus)などの在来マスとともに日本各地で養殖され,冷凍食品として成魚が逆にアメリカに輸出されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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