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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科32巻5号

1978年05月発行

文献概要

臨床報告

緑内障病期と視神経乳頭—Ⅱ.乳頭—視野相関の統計的研究

著者: 塩瀬芳彦1 大見吉洋1 川瀬芳克1 伊藤照子1 天野みゆき1

所属機関: 1愛知県総合保健センター眼科

ページ範囲:P.823 - P.830

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緒 言
 緑内障において視野と視神経乳頭変化は相互に密接な関連をもち,かつこの両者が緑内障病期またはfunctional statusを示す最も信頼すべき指標と考えられている1)
 視野と視神経のいずれが先行変化するかに関してDrance2)は緑内障初期において視野欠損を伴わないcuppingの拡大,すなわちneuroretinalrimの消耗が起きることから視神経が視野に先行することを示唆し,Readら3)も同様の見解を示している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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